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春季青森地区大会準決勝

4月29日/県営球場

青森山田 011 200 200 =6

東奥学園 000 000 200 =2

【山】東谷、三浦-福原 (本)上崎(三)相坂

 2年生の活躍で決勝進出を決めた。5番上崎彰吾三塁手(2年)が2回、小中高を通じて初の本塁打を右翼席に放ち先制。4回にも先頭の打席で右前打を放ち、追加点の足場を築いた。上崎は今大会初戦の松風塾戦で二塁打を含む2安打、続く青森西戦で二塁打2本を放つなど好調。2年生ながら5番の役割を十分に果たしている。昨秋ベンチ入りし、代打出場。今大会からスタメン入りした。「追い込まれても自分のバッティングを見失わないよう心がけている。守備も打撃も完璧にできる選手になりたい」と意欲をみせる。

 投手陣は先発の左腕東谷開成(2年)が5回まで1四球のみの無安打ピッチング。7回に1安打2四球とエラーで2点を失ったが、試合をつくった。救援の三浦慶真(3年)は2イニングを三者凡退に仕留めた。東谷は「テンポよく投げていたが、7回は先頭打者を四球で出したのがいけなかった。まだ制球力が足りない」と反省。「球のスピードもつけ、ピンチでも落ち着いて投げられる投手になりたい」と話した。